【特集】家庭用防災ライト カテゴリページ

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2023/03/02更新

明るさはそんなに必要なし! ルーメン値に惑わされないで!

防災ライトというと、明るいほど頼りがいがある!と思わせるような広告が多いと思います。 しかし実際には、懐中電灯なら明るさは50〜200ルーメン、ランタンでも200〜500ルーメンほどあれば十分なことが多いでしょう。 明るさのスペックよりも電池の仕様や点灯の持続力、持ち運べるサイズや重量か、などに注意してください。

大型・大容量がおすすめ。自宅避難用防災ランタン

停電した際に自宅の照明代わりに使用するランタンをお探しなら、単一電池を複数使用するような大型のランタンがおすすめです。移動する必要がなければ小型軽量である必要もなく、その分電池交換の手間が少なくなるからです。 自宅に家庭用蓄電池などの設備がある場合、充電式もアリですね。
中でも、KLARUS CL2などの場合は、スマホへの充電能力を持ち、スマホを優先して考えるのであればおすすめです。

小型軽量・乾電池タイプがおすすめ! 避難所生活用防災ランタン

避難所に移動しての避難を想定している場合は、乾電池タイプで小型軽量のものがおすすめです。 避難所に充電設備があった場合でも、接続できる数は多くないため充電式では不便があるかもしれません。 また、救援物資として備蓄・支給されるのは単一電池が最も多く次いで単二・単三電池ですが、大型の電池を使用するライトほど重い点にも注意が必要です。避難所では、時間帯によって明るさの制限があったり、隣へのまぶしさが迷惑になる場合もあり、調光機能がしっかりしたものを選びましょう。

家族一人ずつに1本がおすすめ! 個人の移動用ライト

自宅内にしろ避難所にしろ、複数人が集まる場合はランタンを設置することが多いと思いますが、その場合トイレや買い出しなどの夜間の移動の際に個別にライトが必要になります。 また、職場・学校→自宅、自宅→避難所の移動も考慮する必要があるかもしれません。防災用品としてランタンを用意しているのであれば、単三電池1〜2本で使用できる小型のライトで問題ありませんが、職場から自宅まで歩く想定で、移動時間が数時間ある場合はもう少し電池用量が大きなもののほうが安心です。防水機能はできれば必須、またなるべく普段から持ち歩きましょう。

ハンズフリーになるおすすめ装備 個人用防災ヘッドライト

上記でご紹介した個人用の懐中電灯ですが、一般的にはヘッドライトのほうが使い勝手が良いとされています。
両手で作業できるようになるのはもちろんですが、例えば夜間の避難所のトイレで、不衛生な床にライトを落とすリスクなども軽減できます。ここでは類似の機能を持つミリタリーライトも合わせてご紹介しています。

どちらも仕様としては個人用ライトの選び方と同じで、ボディが軽く、入手しやすい乾電池タイプのものが良いでしょう。

まとめ

ということで、専門店スタッフのおすすめライトを紹介してみましたがいかがでしょうか。

はじめのうちはとにかく懐中電灯やランタンなら何でもいい、という感じで防災備蓄をすると思いますが、それでも最初は問題ないと思います。ないよりは何倍もましだからです。

もし考える機会があったら、どんなシチュエーションで使うことになりそうかを想定してみると、必要な仕様が見えてくるかもしれません。今回は、暴徒撃退のような防犯・タクティカル用途は選んでいません。もし気になる場合はタクティカルライトから選んでみてくださいね。

また、防災用のライトはキャンプ用のライトと求められる性能や機能が似ています。普段からキャンプなどで使用するなら、キャンプ用ライトやミリタリー向けライトから選んでみるといいかもしれません。 現在取り扱いの事情で掲載していませんが、GENTOS製品はこのカテゴリに会うものが多く、是非チェックしてみてください。当店でも近いうちに掲載できればと思っています。