■電球豆知識 (紫外線について)
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光のうち紫外線というのは、その波長が380nm以下の光です。
紫外線はさらに次の3段階に分類されています。


地上に届く紫外線は、UVA〜UVBを足してみても、(UVCはオゾン層により吸収される為、地上には届きません)、わずか6.1%を占めるに過ぎません。しかしこのごく少量の紫外線が生物にとって問題になっています。

以下はそれぞれの紫外線の働きを示しています。

●長波長紫外線(UVA)…320〜380nm
地表に届く紫外線のうちの約90%を占めています。 身体に浴びると「褐色の日焼け」をします。
紫外線Aはガラスを通るので、車の中や窓際にいても身体に浴びてしまいます。大量に浴びるとDNAが傷つき皮膚の老化を早めてしまいます。

●中波長紫外線(UVB)…320nm〜290nm

地表に届くエネルギー量は、紫外線Aの約10分の1と少ないのですが、生物に対する影響は大です。
身体に浴びると「赤くなる日焼け」と「褐色の日焼け」の両方を起こします。ビタミンD3合成に必要な範囲で過剰被曝は皮膚癌や視力障害を引き起こします。

●短波長紫外線(UVC)…290nm以下

オゾン層に吸収される為、地上には届きません。細胞を殺す力が大です。
発癌・紫外線眼炎・免疫力低下などの悪影響が大きいです。