■ ハロゲンランプ 高色温度・ネオジウムの違いについて

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■ハロゲンランプ 高色温度・ネオジウムの違いについて


一言でハロゲンランプと言っても、口金の種類から色温度の違い等、様々な商品があります。
口金につきましては使用している器具により決められております。

ハロゲンランプは基本的に白色光が出せず、大半の商品は、2800K〜3000Kの電球色となっています。

●特殊なハロゲンランプとして
高色温度ハロゲン 
(3400K〜3600Kで電球色よりも白色がかった光を見せる)
ネオジウムハロゲン
(ピンク色っぽい光で、赤色系の生鮮食料品、生花を鮮やかに見せる)
■実験に使用したハロゲンランプ
ハロゲンランプは、E11口金で統一し実験をしました。
通常品として ウシオ JDR110V65WLM/K , 高色温度 ウシオ JDR110V65WHM/K , ネオジウム 東芝 JDR110V60W/K5F-D を使用。
各商品データを下記に記載いたします。
タイプ 型名 定格
電圧(V)
消費
電力(W)
ビーム
角(度)
最大
光度(cd)
全光束
(lm)
平均
寿命(h)
色温度
(K)
口金
通常品

JDR110V65WLM/K

110 65 20 2,900 1,100 3,000 3,000 E11
高色温度

JDR110V-65WHM/K

110 65 20 2,300 - 3,000 3,600 E11
ネオジウム

JDR110V60W/K5F-D

110 60 35 1,100 - 3,000 - E11
※ 中角の在庫がなく実験に使用する事が出来なかったため、ネオジウムのみJDR110V60W/K5F-D配光角が広角となっております。

各商品のデータを見るかぎりでは、最大光度(cd)・色温度(k)・全光束(lm)の違いが分かります。

データだけの違いをみても実際にどのように違うのか、実際に点灯した写真を見てみましょう。

通常品 高色温度 ネオジウム
基本的なハロゲンランプの光です。
比較する際の色を参考にしてください。
使用したハロゲンランプは3000Kとなっています。
通常のハロゲンランプと比べ光の色は白色っぽい光となります。ランプの横から出る光は電球色のような光が出てしまいますが、光が当たる部分は白色っぽくなります。 独特な光色となり、ピンクががった光を照射します。この光により赤色系の生鮮食品・花等をより鮮やか・赤色を引き立て演出する事が出来る特徴をもっています。

基本的にハロゲンランプは対象物にスポット的な光を照らし演出・間接照明として使用される事が多い商品です。
上記の3種類のハロゲンランプがどのような場所に適しており、使用されているかを下記に記載いたします。

■通常品ハロゲンランプ
飲食店(レストラン・喫茶店)等ムードを大事にする場所に多く使用されています。
■高色温度ハロゲンランプ
商業施設スポット照明・全体照明・美容室等、白色光を必要とする間接照明として多く使用されています。
■ネオジウムハロゲンランプ
生鮮食料品売場・生花店・お肉屋等、赤色系の商品を多く扱っている店舗の商品照明として多く使用されています。

実際の点灯写真をご覧になり、お客様の希望に近い商品をお探しください。

ハロゲンランプの購入は 「 ハロゲンランプ 」 から出来ます。