■ 青色蛍光灯防犯対策・犯罪抑止

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街灯は白色（または、オレンジ色）が通常です。しかし、青色の街灯をご覧になったことがあるでしょうか。

イギリス北部の都市グラスゴーのブキャナン通りで、景観対策として、街灯を青色に使用したところ、

なぜか引ったくりや喧嘩などの犯罪が激減しました。

この結果により俄然脚光を浴びるようになり、その後、日本でも多くの試みが見られ、

石川県野々市町における青色防犯灯を使った防犯実験が国の「全国都市再生モデル調査事業」（2006.6）として進められ、

自転車窃盗を始めとする犯罪抑止・防犯効果が期待されています。

■青色蛍光灯の理由

なぜ、青色が犯罪現象に繋がるのでしょうか。いくつかの要因が推定されています。

青色は晴天や海の色なので、人は青色を見ると生理的に心が和み

鎮静化（血圧の低下・脈拍の低下・癒しのホルモンといわれるセロトニンの増加など）の効果があります。

動物種や植物種によっては色種に対する感度に差があり、異なる反応がでるみたいです。

このように防犯・犯罪を起こそうとする意思・意欲を青色蛍光灯で抑制することが可能だと考えられています。

■青色の不思議
		左の写真を見ていただくと分かりやすいと思います。同じ食べ物の写真ですが、右の写真では青色蛍光灯で撮った写真です。両方の写真を比べると、左写真の方が「食べたいという気持ちを高めます」が、右写真をみると「食べたいという気持ちが減少します」青色は、精神面への負担が小さく、ストレスもほとんどたまらないことが有名です。